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小田義洋です。

 

今日も自由へのパスポートを手に入れる方法について書いていきます。

今回狙うスキルは、

「未知の出来事にビビらない」です。

 

仕事を例にとって話を進めていきましょう。

 

 

仕事で難しいのはよく『人間関係だ』といわれます。

 

確かにその通りです。

 

難しい仕事があるんじゃなくて、

自分で仕事を難しくしてしまっている。

 

その原因のほとんど全てが『人間関係』に端を発しています。

 

仕事そのものが難しくても、
それをやっている先人は社内に居るはずだから、
その人に聞けばいい。

本当にその仕事をやらなきゃ社内的に『マズイ』ことになるのなら。

「あの人に聞いたら怒られるから」

とか、

「あの人、こっちの言い方にこだわり過ぎて小言ばかり言う。

言葉がおかしいとか、言い方が違う、とか・・・。うっとしいからしゃべりたくない」

とか、

そういう感情に付き合ってるヒマはない時もあります。

 

そんな時でも、締め切りが近付いて本当にマズイなら、

イチにもニにも、とにかくやらないといけない。

 

でもそれができなくて、

仕事でトラブって、でも誰にも相談できなくて、

実際、トラブルになってから自分の上司を連れて社外に謝りに行って、

あとから社内でギャンギャン言われて半泣きになって・・・。

その時は怒られても耐えてガマンすれば良いかも知れませんが、

本当にしんどいのは「その次から」です。

 

怒られたその次からは、怒られてる時に苦しまぎれに上司に言った

「次からはもっと○○するようにします」

の、○○に縛られることになります。

 

今回その○○をやらずにまた失敗したら、その時の方がややこしいことになります。

 

でも失敗した本人は、その場しのぎで謝りまくって

その場をしのごうとしていることがほとんどですから、

『次回』がきても、

やっぱりまた同じようにミスしてしまうわけなんです。

そして上司からもお客様からも、前よりもっと大きい規模で怒られる。

批判もされる・・・。

 

そういうことが繰り返されて、

もう失敗できないと思うと仕事に対して慎重になり過ぎて、

「とりあえず後にしよう」で嫌な仕事は脇に置いていくから

『ややこしい仕事』がどんどん溜まっていく・・・。

 

そうこうしているうちに

「あれはどうなった?」

「あれ、ホントにできるの?」

という問い合わせが増えてきて、

「できます」とか「確認します」とかその場しのぎの回答ばっかりしてるうちに

どんどん自分の首が締まっていって、もうどうしようもなくなって、

パーン!!とアタマが弾けて

「もう辞めます」

となるわけです。

 

 

 

この話に含まれる本当の問題、わかりますか?

 

この一連の出来事には、

 

『仕事の難しさは人間関係にあって、その人間関係が悪いと、
仕事でつまずいた時に相談できる相手がいなくなる』
という問題点と、

 

『未知の出来事を自分が受け止められるか自信が無い。
だからとりあえず今は、その問題と向き合うのはやめておこう』という、
未知に対する恐怖に対処できていない問題、

 

この2つが含まれています。

複合形になっているから、問題がより複雑なのです。

 

『未知の出来事』をもう少し詳しく言いますと、

この問題に上手く対処できるか?という未知、

対処できなかった時、私の身には一体何が起こるのだろう、

その時、私は無事でいられるのだろうか?という未知、

この酷い状況を周囲の人、上司が知ったら、みんなは私のことをどう思うだろうか?

その後からもみんなは、今までと同じように接してくれるだろうか?という未知。

 

こういった『自分はこれから変化する環境に順応できるだろうか?』という未知を恐がり、現状維持を望むから、状況が変わる事はやりたくない、となるのです。

 

そしてこれは、単に会社を辞めて次の会社に行っただけでは解決できないんです。

 

ちゃんと自分の「癖」というか、

「思考のパターン、そこで自分のパフォーマンスを邪魔してるもの」

を見つけていかないと、また繰り返すんです。

 

しかも、やっと見つけたと思っただけではまだダメで、

そこからゆっくりゆっくり、長い時間かけて改善していくわけなんです。

 

なぜ時間がかかるかと言えば、

そのパターンを形成しているのは私たちの『習慣』だからです。

 

そして習慣は、すぐには変わりません。

だから、長い時間が必要になるわけなんです。

 

これ、どうすればよいのでしょうか?

 

 

 

結論から言います。

 

仕事が溜まってお客様に怒られて失敗、というパターンの多くは、

『悪い想像』によって引き起こされています。

さきほど

こういった『自分はこれから変化する環境に順応できるだろうか?』という未知を恐がり、現状維持を望むから、状況が変わる事はやりたくない、となるのです。

と書きましたが、

これも悪い想像の産物です。

 

未知の案件や失敗は、実際に発生するより、

それらを『想像すること』の方が恐いのです。

 

例えば、

まだ私たちがやったことのない、未知の業務を第三者(Aさん)から引き継ぐとしましょう。

 

その時、Aさんは今までその業務をやっているから

『しんどい』

とか

『大変だ』

と言った場合、

 

どこがどう大変なのか、

どこが踏ん張りどころなのか、

「ここをミスしたら取り返しがつかないぞ」という最重要ポイントはどこなのか、

「多少ミスってもまぁ大丈夫」はどこなのか、

 

等を知っています。

 

Aさんから引き継いだ私たちも、それをアタマで理解することはできるでしょうけれど、

Aさんと違うのは『感覚』です。

 

Aさんは、

そのしんどさや注意ポイントを『肌で知って』います。

 

百聞は一見にしかずですが、

『百見は一触にしかず』です。

 

一回でもいいから『やってみる』ことで得られる情報は

百回聞いて得た情報より遥かに多いです。

 

いわゆる『血肉になる』というやつです。

 

一方、

引き継がれる側ですが、

こちら側の人がよくやってしまう間違いが、

『やる前からあーだこーだ言う』ことです。

 

そして大体、あーだこーだ言う時というのは

『できない理由』を言います。

やる前から『やれない気』がしているのです。

 

そしてこの原因は、

『想像』です。

 

やる前から自分がその仕事で失敗している場面を想像しているのです。

 

そして、

『失敗しそうだからその仕事はやらない方がいい』と思ってしまうのです。

 

でも『引き継ぐ』ということは決まっていますから、

今さら「出来ません」とか「やりたくないです」とは言えません。

 

でも本人は、

手に汗をいっぱいかいていたりします。

未知の不安に、喉がカラカラかも知れません。

あまりの緊張に、引き継ぎを受けている仕事の説明がアタマに入ってないかも知れません。

これは、話を聞いてる『だけ』だから、こうなるのです。

 

私は特に、心配性です。

石橋を叩いて叩いて、最後、「渡るのか?」と思いきや、叩いて壊す。

そして渡らない。

 

そういう極度の心配性です。

 

だからこの状態、すごくよくわかるのです。

 

「良い結果が予想つくまで実行しない」

 

というやつです。

 

でもこれでは、いつまで経っても行動を始められないのです。

 

だからこういう時は、壊しにいって下さい。

 

『壊す』というと、なにか既存の大切なものまで台無しにしてしまいそうな気がしますが、

これは『心配性な人が、積極的な人を追い抜いた行動』をするための言葉です。

 

心配性な人は同時にもの凄い『繊細さ』を兼ね備えています。

 

ですから、

通常の『やってみよう』程度では、繊細さが勝ってしまって、やれないのです。

 

ところがここに『壊してしまえ』を入れると、

普通の人がやったらホントに壊してしまうところですが、

心配性な人がやると、繊細さがほどよくブレンドされて、本当には壊れない。

結果的に外側から第三者が見ると『積極的』とか『大胆』と映ります。

 

つまり、

『それぐらいでちょうど』ということです。

 

新しい仕事を引き継がれた時は、

『教わった通りにちゃんと出来るかなぁ・・・』

なんて考えなくてかまいません。

 

『教えられた通りになんてしない。

好きなようにやらせてもらう。こんなやり方、壊れたって平気。

べつに会社は壊れない』

 

そう思って取りかかって下さい。

見た目は不謹慎ですが、思ってるだけで口にしなければ大丈夫。

そんなことよりも、

会社のメンバーに迷惑をかけず、

私たち自身が快適に仕事できることの方が大切で、

かつ緊急の課題なのです。

 

 

追伸:
大丈夫。あなたの繊細さもきっと、求められる日がきます。

 

 

 

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