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怒りの使い方が上手くなれば、

  • 嫌だったはずの出来事が、嫌でなくなります。
  • 人間関係の「成功法則」を学べます。
  • 仕事中のエネルギーロス、ストレスを減らします。
  • 仕事中に嫌な思いをしなくなります。
  • 言いにくい人と、無理矢理ケンカしなくて済みます。
  • 他人と衝突しなくなります。
  • 自分の意見を言いやすい雰囲気を、「自分で」作れます。
  • 自分の意見が通りやすくなります。
  • 話を聞いてもらえるようになります。
  • 仕事で孤立しません。

 

 

小田 義洋です。

 

今日も自由へのパスポートを手に入れる方法について書いていきます。

今回のテーマは「怒りのコントロール方法」です。

 

では、いきます。

 

 

仕事場で孤立するのは辛いですよね。
私も以前は怒るたびに孤立していました。
かといって孤立が嫌だから怒りを抑えると、
精神的におかしくなりました。

 

部内の人たちは、ひとつの業務が終わったら、色んな書類を社内共有の棚に保管します。

業務中に作成した書類、参考にした書類、みんなとシェアすれば役に立ちそうな書類、契約に関する控え書類等。

棚の中にはファイルがたくさんあって、ジャンルごとに分かれています。

経理のジャンルでも、

銀行関係とか、現金で払った経費の領収書とか。

他にも年末調整の実務や、法律関係のマニュアルなどです。

 

保険のジャンルだったら、

事故報告や安全喚起書類、保険金請求の履歴などもあります。

 

請求書のジャンルだったら、

社外からの請求書でも振り込みで支払ったものや、口座から自動引き落としで払われるもの、といった具合に細分化しています。

 

で、現在進行中の業務で各営業所からの問い合わせが多く、スグに引っ張り出したい書類なんかは自分の机に置いてある、といった感じで書類を扱っています。

 

そこで「どうしようかな・・・」と思うのが、法律改定前の実務ルールが書かれた雑誌や、セミナーなんかでもらってきた配布資料などです。

こういうものは、実務に携わる人にとっては「欲しい書類」になるんですけど、その業務をやらない人にとってはただのゴミなんです。

 

それで、その業務を担当する先輩も悩んだんでしょうね。

「ふーん・・・」とか言いながらじっと冊子を見ていたんですけど、今考えたら「どうしようか・・・」と考えていたんでしょうね、冊子を捨てるべきかどうか。

で、悩んだあげくどうしたかというと、

「これ、あげる。見て勉強しとき」

だったのです。

 

「あげる」とか勝手に押しつけてくんな!

なにが「これで勉強しときぃや」だ!

それ、本当は捨てて欲しいんやろ!?

 

それならそう言えよ!

メンツ気にして言えないんなら

お前が捨てろや!!

ちょっと「どうしたらいいんかな・・・」と思ったらスグこっちに持ってきて。

自分からは捨てれないんだろ!?

捨てて、後から「やっぱり必要だった」となった時、捨てたのが自分だったら

「あなたが捨てるからだ!」と言われる。

それが恐いから、嫌だから、他人にさせたいんだろ!?

他人に捨てさせれば、何かあっても自分の責任にはならないからな。そうだろ?

 

何でそういうセコイことをするかなぁ・・。

「あげる」っていう、自分の弱さを隠しながらの上から目線、何とかならんの!?

虚勢を張ってるってバレバレですけど?

 

理不尽だ!

偉そうに調子に乗るな!

 

相手の言いなりになりたくない。

利用されたくない。

 

そう思いながらも、そこは社会人。

怒りを抑えて

「は、はぁ・・・」

と言って一回受け取ると、それ以後、何度も何度も同じ手(テ)を使って、要らない書類や冊子を私に渡してくるのです。

 

こっちが我慢していることなんか何にも考えてくれていません。

 

 

あなたが仕事で疲れる理由は「怒り」です。
間違ってる事でも上司が言えば、怒りを抑えて愛想笑いで「そうですね」と言っていませんか?

 

そうは言っても、です。

言ってることは正しいし、誰に聞いても理解してもらえると思うのですが、

それはあくまで「会社の外」で、仕事が終わってプライベートになってから「どう思う?」と打ち明けた時のことです。

その時、黒は黒。白は白。の理屈が機能して、

「それは上司が間違ってるよ」と同意してくれる人が現れ始めるのですよね。

ただ、悲しいかな。仕事時間中はそういう人はいません。

 

じゃあどうするかというと、

相手の気持ちを代弁してあげるのです。

「あげるわ」と言われた時にあなたが感じた想いは正常な反応です。

腹も立つし、従わされてることに、ツラさを覚えたりもします。

そう感じるあなたの感覚は、正しいです。

ですから無理矢理、性格を変えようとしたり、ポジティブシンキングの本を読んだりしなくて良いです。

 

そこはそのままで良いですから、

相手の言い分を『聞いてるよ』と示す態度を付け足してあげると良いのです。

 

それは単なる相槌や「そうですね」という同意の言葉では足りません。

相手と同じ感覚を感じていますという『共感』の態度、これが足りなかったのです。

共感の態度を相手に伝える方法が「代弁」です。

相手の本音を代弁します。

そして代弁は、毒舌であるほど良いです。

 

毒舌は、『怒り』が可能にしてくれます。

 

あなたが今まで感じていながらも、表現しようかどうか迷い、

社会人としてのルールを守ろうとする真面目さから抑えると、

自分に精神的ダメージを与えてきたあの『怒り』です。

怒りで相手の本音を抉り取ってやるのです。

 

今までは自分の怒りをそのまま相手にぶつけていたから衝突しました。

いわゆるケンカです。

 

でも今度の方法は、

怒りのパワーで相手の心の奥底に隠した本音を暴き、
それを言葉として発するわけですから、
相手からしたら『え?お前もそう思ってたの?』と、喜びの驚きを感じることでしょう。

つまり、相手と共感できる可能性がグンと高まります。

 

相手があなたを批判しようとしている。
それが相手の本音だったとしても大丈夫です。

 

あなたから発言するわけですから、
「これから言うぞ」という心の準備ができているので、精神的ダメージはありません。

 

相手は相手で、
「自分が言ったんじゃない」と思ってるし、実際に言っていないわけですから、罪悪感はない。
加えて、「オレの代わりに言ってくれた」という嬉しさがある。

さらに、
「オレの気持ちをわかってくれた」という嬉しさがある。

さらにさらに、
「そんなことを思ってるの、オレだけじゃなかったんだ」と確認できますから、
相手の心に安堵感がひろがる(あなたが相手の本音を代弁することで、『そんなことを思ってる』のは、相手から見たらあなたで2人目になるわけです)。

 

この方法で解決します。

試してみた感想を教えて下さい。

 

 

追伸:

この方法は、怒ることができるあなただからこそ、可能なのです。

もっと怒って下さい。

 

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