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人から言質とるようなやり方しやがって!
セコイねん。
そこまで俺に話できるんやったら、
相手に言えるやん!
俺に言ったそのままを言えばええねん。
何でおれに言わすの!?こっち手間やで!?
小田義洋です。
今日も自由へのパスポートを手に入れる方法について書いていきます。
今回のテーマは「行動力を高める方法」です。
あなたがこんな状態であれば、実践してはいけない。
あなたがこんな状態であれば、これ以上「学んで」はいけない。
この言葉は、
ノウハウ実践者と、ノウハウコレクターの違いを決定付けるものが何か、というのを考える際のヒントになりますが、わかりますか?
では、いきます。
やたらと依存してくるヤツにも、ガマンして対応しないといけない悲しさ
波風立てないのが社会人だから・・・
社会人なら、頼まれたものは断らずにやらなくちゃ・・・
人の役に立つのが仕事だから・・・
周りをラクにするのが「働く」ということだから・・・
これがあるから、あなたはしんどい。
あなたも、他の人と同じように
「波風立てないように上手くやる」
「行儀よく振る舞う」
に縛られていませんか?
冒頭の状況をもう少し、詳しく紹介します。
仕事でAさんに、他部署の間違いを指摘しなければいけない仕事が出てきました。
間違っていることは明白です。
しかもどこが違うか。どう修正して欲しいかまで、答えは決まっています。
でも言うと、その部署には「うるさい」、「気を遣う」人がいます。
会社の人みんなが「あの人と関わったら後が大変」ということで、気を遣っています。
注意するにも、お願いをするにも「言いにくい」人がいます(Bさん)。
で、
AさんはそのBさんに間違いを指摘し、修正してもらわないといけません。
でもAさんには勇気がありません。
- 「文句を言われたらどうしよう・・・」
- 「怒られたらどうしよう・・・」
- 「間違いを指摘した後、その後の仕事がやりにくくなったり、関係がこじれないだろうか・・・」
色んなことを心配しています。
そのツラさから抜け出したいAさんは、こんなことを言い始めます。
A:
「ねぇ小田君。これって、Bさんが間違ってるよね・・・」
私:
(しばらく書類に目を通してから)
「あ、そうですね。ここが5000になっとかないといけないのに、500になって。
ケタ間違いですね。」
A:
「そうやんなぁ。これ修正してもらわないといけないよねぇ。だってこの報告書、役員にまで回る書類だから。しかも役員の人はこの書類を待ってるから、早く修正しないといけないんだよね・・・」
私:
「そうですね。修正をお願いしましょう、これは」。
A:
「これってさぁ。この部署はふだんからコツコツ入力してないのかなぁ。
月末に全てを一気に、慌ててやるから、こんなミスしちゃうのかなぁ・・・。
もしそうだったら、普段からちょっとずつ入力するようにお願いしたら良いよね?
でももし、普段から入力してるのにこんな間違いするんだったら、紙で出してその都度チェックして欲しいよね・・・」
私:
「いやぁもう、全くその通りですね。それ、そのまま言いましょう」
A:
「なんか緊張するわぁ。え、今の感じで言って私、正しいよね?」
私:
「はい。正しいですよ。言われた方も、なぜ言われてるのかわかるでしょうから、カドが立ったりはしないでしょう。言いましょう」。
A:
「でもなぁ・・・」
私:
「まだ何か心配が?」
A:
「なんか・・・」
私:
「・・・」
A:
「ねぇ、小田君から言ってくれない?」
私:
「いやいや(笑)。今言ってた通り、そのまま言えば良いんですよ。
ちゃんと言えてるじゃないですか!」
Aさんは、愛されたい。
でも、「愛されたい」の望み方が間違っている。
ここでAさんの仕事は、
ミスを指摘して正しくし、書類を時間内に役員に回すことです。
でも私の仕事は、
Aさんの代わりにミスした部署に言うことではありません。
Aさんを教育することが仕事です。
Aさんは、一見、引っ込み思案で大人しい雰囲気を出してますが、
失礼なことを私にしています。
あなたはわかりましたか?
・・・・・
まず、
自分の身を守りたくて、私に言質をとろうとしています。
それはつまり、
「何かあった時、私に責任をなすりつける準備をしてる」ということです。
何か起こったら「小田さんにも相談して・・・」と、私の名前を出せるようにしています。
こういう態度が一度クセになると、何回もします。
事実、Aさんはこれが得意というか、クセです。
「誰誰さんが言ったから」
「誰誰さんに聞いたのですが・・・」
そんなことがしょっちゅうです。
いつも誰かの後ろに隠れています。
それから、
「ケチな努力はしたくない」のです。
プレッシャーのかかる場面に自分が出ていって、
それでも思った通りの結果になるかわからない。
しんどい想いをしても結果がどうなるかわからないことは、やりたくないのです。
それに、さきほど私は
「いやいや(笑)。今言ってた通り、そのまま言えば良いんですよ。ちゃんと言えてるじゃないですか!」
と言いましたが、
それでもAさんが該当部署に電話をしないのは、
批判が恐いから。
自分が矢面(やおもて)に立つのが嫌だから。
プレッシャーを感じるのが嫌だから。
自分は安全地帯に居たいのです。
しかも私にやらせようとしたことは、「手間」という切り口からも失礼です。
自分がやっても手間になることはわかってる。
だから人にやらせたい。
という考えも、「自分さえ良かったらそれで良いのか!」となりますし、
「(他人を使って)簡単に終わらせたい」という考えのせいで、
あなたは「ラク」になるかも知れないが、私はしわ寄せを受けています。
その分、私の手間と時間、エネルギーが取られるのです。
Aさんは、
愛されることで「大事にされている」ことを実感しようとしたのですが、
その「求め方」が間違っています。
おまけに、
Aさんから指摘された「ミスした部署」は、
Aさんのおかげで次からさらに良い仕事ができるようになるのです。
次からは時間内にミスなく、書類を完成させることができます。
Aさんに怒るなんてことはありませんし、「怒られる」という想像はAさんの取り越し苦労です。
自分が作ったカベのせいで、周りが迷惑している。
もしあなたの周りにこんな迷惑な人がいたら、
指摘してあげましょう。
大丈夫です。
事態はあなたが思ってるほど悪影響を及ぼしません。
それは取り越し苦労です。
Aさんの取り越し苦労もそうですが、
『心配によって普段通りのパフォーマンスが出来ない』。
これを打ち破るのは簡単です。
しかもすぐに出来るようになります。
それは、
経験することです。
わざとその状況に自分の身を置くのです。
これだけで、やれるようになるし、「あ、出来るんだ私」となります。
反対に、
自分がやる代わりに、人にやってもらってばかりでは
経験ができなくなるから損。
経験したら良いです。
そうなったらそうなったで、その状況にふさわしい心理状況になります。
心は「今」に居るのに、外部環境だけ「未来」の環境を連れて来るから、
「えぇ!?そんなことホントに出来るの?」となるのです。
「やれん気」がするのです。
それは、想像がつかないからです。
でも、想像がつかないのは当たり前です。
心が「今」に居るのですから。
心が「今」に居る状態から未来をのぞこうとしても、「未来」はわからないです。
でも、未来に行けば、心も「未来」に適応した心になります。
だから、
予め予想して不安になったり、取り越し苦労したり、「上手くいくか」を考えなくて良いのです。
そしたら、あなたはすぐに愛されるようになります。
しかも上手に愛されます。
追伸:
「経験できる体質」になれば、成功は近いです。
経験するために動いているのを「行動」と言うからです。
追伸2:
ノウハウ実践者と、ノウハウコレクターの違いを決定づけるのも、それです。