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突然ですが質問です。

お金を稼ぐ、その本質を学び、一人で稼いでいる人と、

会社に所属することでお金をもらっている人と、どっちが有能でしょうか?

その答えがわかる人は多いと思いますが、

その理由をちゃんと理解している人はそう多くないのではないでしょうか。

 

小田 義洋です。

 

今日も自由へのパスポートを手に入れる方法について書いていきます。

今回のテーマは「お金を得るために必要な本質」です。

 

では、いきます。

 

 

私、よく八つ当たりされるんです。

 

 

部署がら、ルール作りをよくやります。

各支店で生じる様々な問題や事例から物事の本質や共通項を抽出して標準化する。

A支店だけでなく、
B支店にもC支店にも通用するルールでないといけませんから、

A支店の要望「だけ」にぴったり合うルールに偏るのではなく、

BにもCにも「そうだよね」と言ってもらえるルールを作る。

そういう仕事です。

 

例えば
社有車の規定と健康診断の規定の両方を
同時進行で作っていた時のことです。

 

上司A:

「なぁ、アレ、できた?」

 

私:

「あっ、はい。健康診断の結果が○○の場合、医師に相談するのはどのタイミングで・・・ってやつですよね?」

 

上司A:

「違うわバカ。昨日話してた自動車の方だ。
調べとけって言ってただろ」。

 

私:

「はい、すみません・・・。
健康診断の方を先にやってましたから、自動車の方はまだです」。

 

上司A:

「いつになったら出来るんだ?」

 

私:

「・・・いや、健康診断の方が急ぐと聞いてましたから、健診ルールの方にメドがつくまではちょっと手をつけれそうにないんで・・・」

 

上司A:

「出来るの?出来ないの!?」

 

私:

「出来ます。出来ますが、健診ルールについて調べないといけないことがあるのですが、何が正しいのかがわからない、という状態なんです」。

 

上司A:

「いつになったらわかるの?」

 

私:

「わかりません・・・。何がわからないかもわからない状態でして・・・手探りで調べているところなんです・・・」

 

上司A:

「いつになったら手探りが終わるの?」

 

私:

「それもわかりません。

せめて、どういう状態にしようとしてるのか、何が出来たらOKなのか、
その目的というか、着地点のようなものだけでも教えて頂けませんか?

有料で産業医の先生にお願いするわけでもなく、社内の担当者だけで運用するわけですから、
そうなれば当然、漏れの無いようにやろうとしますから、調べることがあまりにも多岐にわたるような気がしてしまいます」

 

上司A:

「それを調べるのがお前の仕事だろ?」

 

私:

「だからこそ、です。
だからこそ、どこにたどり着けば良いのか、その方向性は同じものにしておきたいんです。
上司Aの意向に沿ったカタチで進めないと、ズレた後のやり直しではさらに時間がかかります・・・」

 

上司A:

「とりあえず、問題が起こらないようにしたらいいんだよ」

 

私:

「はぁ・・・(はぁっ!?)」

 

私:

「一応伺いますが、どういう結果にするか、その青写真はあるんですよね?上司Aの中で」。

 

上司A:

「あるよ」。

 

私:

「だったらそれを教えて下さいよ。そんな謎かけみたいなことせずに」。

 

上司A:

「今日お前、何をやったんだ?」

 

私:

「まず健診は年1回で足りるのか。
どういう種類の健診を受けるべきなのか。職種によって。
また、健診を受けて結果票が返ってきた後、どんなアクションを取るべきかを調べました。その結果によって次は誰がどこに向かって動くのかを調べました」。

 

上司A:

「それがルールの文面にどう反映されるの?」

 

私:

「今まとめてる途中なんですが、こうなります」
(文面を上司Aに見せる)。

 

上司A:

「たったこれだけ!? え?これだけをやるのに今日1日かかったのか!?」

 

私:

「はい、支店からの電話で突発対応や細かいこともありましたから1日中やっていたわけではありませんが、
これだけを調べるのに5時間はかかりました」

 

上司A:

「(首をふりながら)なんにもしてないじゃないか!・・・えぇ!?頼むわ!」

 

私:

「そうおっしゃいますけど・・
『健診』と一口に言っても情報量が多過ぎて、
『これは弊社に関係がある』とか『無い』という取捨選択をするだけでもひと苦労なのに、流れがどうなるのか、
誰がどのタイミングでどんな行動を取るのか。
これを産業医の協力無しに、自前で全部無料でやろうとしたら、わからないことだらけなんですよ」。

 

上司A:

「できない理由を言ってるわけだね!?」

 

私:

「 『たったこれだけか!?』とおっしゃるので、そうなった理由を報告してるんです。

同じ部署内で対決姿勢みたいな感じで話すんじゃなくて、『こうやったらできるよ』というような建設的な話し方で接して下さいよ。
なんか尋問を受けてるみたいで恐いですよ」

 

上司A:

「ほんまお前、なんにも出来ないんだな~!
1から10まで説明しないとダメなのか!?
じゃあ聞くけど、ルールとして文章にできたのはこのA4の紙に半分くらいの量だけなんだろ?
それで進んでるって言えるの? こんなの、なんにも出来てないのと同じじゃないか! だよな!? 出来てないよな!?」

 

私:

「はい・・・。思ったほどには出来てないです」。

 

上司A:

「いや、『思ったほど』って、小田は今日1日でどれくらい出来ると思ってたの?
お前の『思ったほど』ってどれくらい?」

 

私:

(あ~もううるさい!)

「すみません、こんなのでは出来てるうちに入りません。
なんにも出来てないです。

ですので、これからまた調べるのに時間を使いたいですので、お叱りはこれくらいで許して頂けませんか?
これ以上言われると耐えれそうにありません。もう許して下さい」。

 

上司A:

(聞きたい言葉が聞けたのか、満足そうな顔で)

「ほぉん・・・」

 

私:

(上司AはAで、さらに上の上司から何か言われたのかな?

自分は出来てるつもりの仕事で怒られたとか。

だから苛立ったり不安になったりで、俺に当たり散らしてきたんだろう。

なんかおかしい。会話が。

 

 

『自分が上だ!』ということを確認してきたら要注意です。

 

自分の、部下に対する影響力を確認するために無茶な事を指示してきたり、

それを言ったら部下が困るのをわかっていながら敢えてそれに触れる質問をしてくる、

こういう上司は要注意です。

 

こういうタイプの人間のムチャぶりに応えていくと、どうなると思いますか?

「これだけ頑張ってくれたんだから、今日はこのくらいにしとくか」となると思いますか?

 

答えは逆です。

今後、上司の要求レベルはますます上がっていきます。

なぜなら、人間の欲に終わりはないからです。あなたが上司の要求に応えることで、

「あ、こいつこれくらいなら出来るんだ。じゃあ次は・・・」となるのです。

つまり、今回、要求に応えたその仕事の出来栄えが、あなたを見る時のスタンダードになるのです。

 

それから注意点をもう1つ。

はけ口にされますよ? このままじゃ。

癖になるんです、相手が。

 

こいつになら言っても大丈夫と思うのか、
嫌なことがあったのを我慢できなくて言いやすい人間に当たり散らすのか、相手はそういった心理状況なのですが、
そういうやりとりを繰り返すうちにそれを「やってもいい」と思うようになり、
しまいには「やってもいい」とさえ思わなくなり、それが普通になります。

マヒしてしまうんです。

 

サラリーマン社会に入るだけで、私が部署内で一番下だというだけで、

こんなことまで黙って言われないといけないの・・・!?

こんなことがずっと続くのかと思うと、なんか恐い。

だって、私より下の人間がいつ入ってくるかなんて、わからないでしょ?

 

 

 

『そんなに「何もしてません」って言わせたいの?』
を裏返したら、こうなります。

 

俺を無能と言わせない。

「何もしてない」なんてことはない。

 

有能か無能かは、相手が決めることです。

その決断をコントロールすることはできません。

本屋に行くと「印象操作」なるタイトルで本が並んでいたりするのですが、見たことはありますか?

印象操作は一部真実ですが、これは相手の心理状態をこちらから自発的に変えていこうとするものですが、相手の心の全てを操るものではありません。

人間の心はパソコンの世界みたいな「ゼロかイチか」じゃないんです。

多面体ですから、あなたが印象操作を使って相手に働きかけた、その影響は確かに受けるでしょうが、それだけで相手は自分の行動を決めたりはしません。

別のことも考えて、それを総合して最終結論を出しています。

 

ですから印象操作で恐いのは、

「あ、今こいつ、オレに印象操作をやってきているな?」と気付かれることです。

これが恐い。

気付かれると、かえってそれがあなたをマイナス評価する理由になるからです。

 

そういう意味でも、社内の評価を気にしてはいけないんです。

もっと言えば、会社内の評価、上司の評価に依存してはいけないんです。

 

でも、会社から給料をもらってる以上、査定は気になりますよね?

だからここで、冒頭の『有能、無能はどっちですか?』という話。これが出てくるんです。

 

本当に有能なのは、

会社に依存するのが上手い人ではなくて、

会社に依存しなくても収入源を持っている人、これが有能な人です。

自分でお金を稼げるということは、お金を稼ぐ方法を知っているわけです。

それは、

  • 人の心に関する知識であったり、
  • 心を動かす文章(コピーライティング)スキル
    かも知れませんし、
  • 商品を効率良く世の中に広めるマーケティングスキル

 

かも知れません。

 

とにかく、

ただ会社でモーレツに仕事をしていたのでは知り得ないことを
自分で勉強しているわけです。

 

だから稼げて、結果的に『有能だ』となるのです。

 

この話が朗報なのは、

勉強したら誰でもそうなれる、ということです。

 

生まれつきの才能で、後の何十年かの人生が決まるような、そんなものではないということです。

 

毎日、何が起こるかわからない、上司の気持ちに振り回されて、ワケのわからない巻き込まれ方をしてストレスまみれになって疲弊するのと、

毎日、何をやってるのか自覚しながら、進捗は遅いかも知れないけど家に帰ってコツコツとノウハウを勉強して体得し、自分でお金を得る。

 

どちらの『しんどさ』が、建設的なしんどさだと思いますか?

 

 

追伸:

先が見えない疲労感が、あなたを疲れさせます。
「しんどい作業」が疲れの原因ではないのです。

 

 

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